こんなにAIが進化したんだから四季報を全部読ませて一番期待値の高い銘柄を買った方がよくない?
こんなにAIが進化したんだから四季報を全部読ませて一番期待値の高い銘柄を買った方がよくない?
— ノエ@小遣い投資家·アウトプット継続 (@ynr0929) September 28, 2026
AIの性能向上によって、「会社四季報をAIに全部読ませて、その中から最も期待値の高い銘柄を選ばせればいいのではないか」というアイデアが現実味を帯びてきている。
会社四季報には上場企業約3,800社の業績予想、財務情報、記者によるコメントなどが掲載されている。人間が全企業を横断的に比較するには膨大な時間が必要だが、AIであれば大量の企業データを同じ基準で処理すること自体は得意分野だ。
たとえば、売上高や営業利益の伸び、ROE、PER、PBR、営業キャッシュフロー、利益率の改善、増配傾向、前号からの業績予想の変化などを全銘柄で比較し、条件に当てはまる企業を絞り込むことができる。
さらに四季報の文章部分についても、「増額」「回復」「上振れ」などの表現や、前号から記述がどのように変化したのかをAIに分析させることも考えられる。
ただし、「業績が良さそうな企業」と「現在の株価から見て期待リターンが最も高い銘柄」は同じではない。
たとえば利益が大きく成長している企業でも、その成長期待がすでに株価に織り込まれ、PERが非常に高くなっていれば割高である可能性がある。一方、成長率はそれほど高くなくても、市場から過小評価されている企業の方が株価上昇余地を持っている場合もある。
そのため、本格的に分析するのであれば、四季報だけでなく現在株価、過去の決算、適時開示、企業のバリュエーション、同業他社との比較なども組み合わせる必要がある。
また、AIに単純に「一番上がりそうな株を選んで」と聞く方法にも問題がある。LLMは有名企業や大型株、ニュースで頻繁に登場する企業などを選びやすい傾向が指摘されており、AI自身が持つ知識や知名度によるバイアスが入り込む可能性がある。
そのため、現実的にはAIにいきなり1銘柄を選ばせるのではなく、段階的に候補を絞らせる方が向いている。
たとえば最初に全銘柄を財務データだけで評価し、3,800社から300社程度まで絞る。その後、四季報コメントや業績予想の変化を分析して100社、さらに決算資料や適時開示まで確認して30社程度まで絞り込む、といった方法だ。
最終的には「なぜこの企業が市場から過小評価されている可能性があるのか」「想定が外れるとしたら何が原因になるのか」といった投資仮説と反証材料までAIに作らせることができる。
ここで使えそうなのがCodexのようなAIエージェントだ。
単に四季報をLLMのチャット画面に貼り付けて質問するのではなく、データを読み込み、財務指標を計算し、条件に応じて銘柄を絞り、残った企業についてAI分析を行うプログラムそのものをCodexに作らせることができる。
イメージとしては、
全銘柄のデータを読み込む
↓
PER・PBR・ROE・利益成長率などを計算
↓
業種ごとに比較
↓
数百社まで自動スクリーニング
↓
AIが四季報コメントを分析
↓
さらに決算資料や開示情報を確認
↓
候補企業ごとに投資仮説とリスクを作成
といった流れになる。
人間が四季報を1ページずつ読みながら銘柄を探すのではなく、「全銘柄を分析する仕組み自体をAIに作らせる」という使い方だ。
一方で注意しなければならないのが、四季報オンラインからのデータ取得方法である。
CodexなどのAIエージェントがブラウザを操作できたとしても、「Codexがクリックしているからスクレイピングではない」ということにはならない。
AIに3,800社のページを順番に開かせ、情報を大量取得して保存するような使い方をすれば、通常のプログラムによるスクレイピングと同様、自動巡回・大量取得とみなされる可能性がある。
重要なのは「Pythonを使ったか」「Codexを使ったか」ではなく、サービス側が認めている範囲でデータを利用しているかどうかだ。
そのため、この仕組みを実際に作る場合には、正規に入手・利用できるデータをAIへ渡す方法を考える必要がある。
四季報そのものを使わなくても、EDINETの有価証券報告書、TDnetの適時開示、東証の公開情報、株価データなどを組み合わせれば、似た仕組みを作ることは可能だ。
AI時代には「四季報を全部読める人」が有利なのではなく、「数千社の情報をAIにどう比較させ、どの条件で異常値や有望企業を発見させるか」が重要になっていくのかもしれない。
AIに一発で“正解の銘柄”を当てさせるのは難しいが、数千社の中から人間が見落としそうな企業を発掘する補助役として使うのであれば、AIと四季報の相性はかなり良さそうだ。
この記事への反応
Xにいる投資垢って大体これじゃない?
AI「めんどくさいからオルカン買えって言っておこう…」
似たようなコトを考えて、全銘柄じゃないけども、やってみたら…今のところマイナスです。
四季報の読み込みをAIに全投げして効率化するのはアリ。ただ『期待値の高い銘柄』イコールそのまま勝てる銘柄とは限らないのが株の奥深いところだよね。
あいつら真面目に分析せずに勝手にググり出すからな
責任は、ユーザー自身になることをお忘れなく
四季報AIを使った方良さそう。
株式投資最大の問題は売買タイミングや感情的判断。どんなに良い銘柄買っても運が悪い又は全く戦略性がないと死ぬからAIでそんなに株式市場は変わらんかなとも思う。
しかし、クソ株に投資する機会は減る可能性ありそう。
裁断してスキャンして分析して、ここ5年のニュースをリサーチして貰ってからやればある程度行けたりするのかな?
機関投資家は資料をまとめさせてそうだし、資料を出す側もその前提がありそうだから、自分でどこまで取捨選択するかなんだろうなぁ
四季報を全部読めと指示しても、AIは読んだふりして全然読んでないことを知らないといけない。究極の口だけ野郎なんよ
正解がない未来予想だから、AIの苦手な分野なんだよね。専門家アナリストのいい加減な予想をいくら学習させたとて、、、という。
これ自体は簡単だし儲かるけど
どうしても収束しちゃうからインデックスのレバレッジで良くね?みたいな雑な感想になる
SNS時代なんだし情報共有してみんなで同じ銘柄を買ったらよくない?
皆きっとこれをするから、これまで有効だったテクニックは消し飛ぶと思うんだよなぁ…
どちらかと言うと、AIが雇用を奪う問題よりも、こういう方向の影響のほうが大きいんじゃないかと俺は思ってる
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きもいね
万馬券とかも当てられちゃうのでは?
そして売り抜けられるかどうかの勝負になって抜けられない奴が大損するババ抜きになる
まあ大手証券会社とかもうAI使ってそうだけど
そういう会社の株は高くて買いづらいのと
安定していてそんなに値動きが無いので
株価の売却益狙うより、配当金狙いじゃないと駄目かと、リスクは低いんだけどね
大物狙いなら業績悪化した会社だな
潰れない程度のところの会社の株を底値で買えば、立て直しして行けば利益凄い事に
立て直し出来ず倒産や解散も有り得るからリスクは高い
そう上手くいくとは思えんわ
あくまで見込みでしかない
今までずっとトレーダーはそれを人力でやってて、それでうまくいかなかった、って事実を無視するんならね