◾️バイブリーアニメーションスタジオ給与改定
24年11月より社員の最低給与額を
190,732円
↓
220,000円
に全セクション引き上げます。
公式サイトの更新には少し時間かかりますが、こちらの額が正しいです。
引き続きご応募お待ちしてます!
Bibury Animation Studios
◾️バイブリーアニメーションスタジオ給与改定
— 天衝 (@tensho_tw) October 31, 2024
24年11月より社員の最低給与額を
190,732円
↓
220,000円
に全セクション引き上げます。
公式サイトの更新には少し時間かかりますが、こちらの額が正しいです。
引き続きご応募お待ちしてます!
Bibury Animation Studios
僕がアニメ業界に入ったばかりの25年前当時、動画マンとしての初任給は6〜7万円で、家賃34000円の風呂ナシのボロアパートからスタートでした
給料日前は財布の中には数百円しかなく、銭湯にもいけず、アパートにガスも通ってなかったから真冬でもガスコンロでお湯を沸かして台所で体を洗ったりしてました
当時の動画単価は1枚170円(TV)〜220円(OVA)位だった
手は早かったので月500枚以上は描いてすぐに月10万以上は稼げるようになった
(ちなみに当時はタイムシートの横列は全て赤丸で囲まれ、「カキコミ」と指示がありました。現職の方にしかわからないと思うけど。カキコミがなければ月1000枚近く描いてたと思う)
原画になって初期は月12万円位
作画監督になって、演出やるようになりスピードもついた頃、「刀語」という1時間枠のアニメで、600カットの内容でコンテ(2週間で上げた)、演出、作画監督(僕の話数は総作監ナシ)、原画300カット(当時にしては単価がよく、1カット4〜5000円時代で8000円位だった)を半年位でやりきり、400万円位稼いだかな?
色々あって監督になった
当時は1話の監督料が22万円くらい(月額ではない。本読みから納品まで。何本目かの監督でようやく1話35万円くらいに上げてもらった)。
「拘束」っていうものが出始めた頃だったけど僕は手が早い自信があったし拘束でいいように使われるのが嫌だったのでずっと単価でやってた
だから監督やってた時でも年収300万いってなかったかもしれない
派手なパフォーマンスはしてたけど
お金にはかなり無頓着だった
好きな事を仕事に出来て充実してたから
色々あって、会社を作る事に。
お金はなかったけど、僕に支援してくれる方々がいた。
グリザイアの原作会社のフロントウイングの山川社長に2000万円を融資して頂き、Rewriteでお世話になったkey(ビジュアルアーツ)の馬場社長(前社長)に2000万円出資して頂いた。僕は山川社長から融資して頂いた2000万円に自腹で100万円を出し形式的に2100万円資本金を出し、合計4100万円の資本金でアニメ会社としては大きくスタートした
当時はまだ新人アニメーターの給与が未だ6〜7万円位の時に僕が月給18万円で新人アニメーターを募集したら色々なところでニュースとして取り上げられました。
そして今では社員化、新人でも月給18万円〜位は当たり前の時代となり、
いつの間にか20万オーバーが当たり前の時代となりました。
アニメーターは薄給、制作進行は泊まりが当たり前で帰れない!という時代はいつの間にか終わりました。
僕も身近な仲間には昔のような不自由な生活を送ってもらいたくはないので、さらに今回の大幅な賃金アップをする事にしました。
一般の会社的にはまだまだ足りない額かもしれませんが、現状のアニメ会社としては精一杯頑張ったつもりです。
アニメ業界がもっともっと、状況が良くなるように願っています😎
僕がアニメ業界に入ったばかりの25年前当時、動画マンとしての初任給は6〜7万円で、家賃34000円の風呂ナシのボロアパートからスタートでした…
— 天衝 (@tensho_tw) October 31, 2024
>ガスも通ってなかったからガスコンロでお湯を〜
すみません、カセットコンロの事です。100均でガスボンベ買ってきてお湯を沸かしていました
>ガスも通ってなかったからガスコンロでお湯を〜
— 天衝 (@tensho_tw) November 2, 2024
すみません、カセットコンロの事です。100均でガスボンベ買ってきてお湯を沸かしていました https://t.co/LBpIv0LQfr
天衝(てんしょう、1976年6月7日 - )は、日本のアニメーション演出家および監督。WHITE FOX、フリーランスを経て、合同会社バイブリーアニメーションスタジオ代表。千葉県出身。
田中 基樹(たなか もとき)名義でアニメーターとして活動していたが、2011年より名義を天衝に改め、演出家に転向。アニメーション監督も務めている。
この記事への反応
▼現場の声聞けて良かった!
いつの間にか現場の環境は改善されていたんですね。
いい時代になったな☺️
▼そうなんだ…🥹
▼固定給かどうかも大事だけど、労働環境(拘束時間、休日の有無等)や手当がどうなってるのかも気になるところ
▼ネトフリさんがアニメーターを高額で募集してるんだけど、年収が日本のアニメーター平均年収の10倍以上で求人してて、いまアニメーター目指してる人は英語得意な方が高収入になれそう
年収1200万円から8600万円で求人
私には、アンリアルエンジンと+8のスキルがよくわからんけど
▼「刀語」の頃でもそんなやったんや…
▼なんて素晴らしい!
▼日本のアニメ業界がこれほどに薄給で大変になった一因はみんな大好き手塚先生が安くてもいいものを作ろうと情熱を燃やして当時としては素晴らしいものを作り続けていたから
▼あ、やっぱり待遇改善されつつあるのね。それは良かった。アニメ業界に限らず就職氷河期自体の低賃金長時間労働は絶対におかしかったからね
▼バイブリー作った時、普通に天衝さん大きな作品を監督してたしすげーと思ってたけど、馬場社長、山川社長のこういう作品通じた縁みたいなんがやっぱ繋がってるんだなとちょっと感動する。
バイブリーは最低22万円になったのか。ええな
なり手が多いとはいえ特殊な技術が必要なのに手取り18万、作業場の多くは都会に集まっているから家賃が高く物価も上昇している
やりがい搾取した方が人間の技能は伸びる、昭和アニメのような作画はもう日本からは無理なんだろうな。
だからYostarはアニメ制作会社作って自社でやるようになったんだが
今年は1本も仕事の予定ないし、よく会社維持できるな
こんな業界の内部事情を軽々しく発信する人が人格者なわけがない
アニメーターが吐給と言われても基準がねぇーからわからんないよ
でyostar の作ったブルアカは大不評で、本命の戦隊は泣かず飛ばず
言っちゃいけないような内容があるのか?
一般的にも普通かそれ以上ですよ一般企業は内部保留金をしこたまため込んで社員には還元しませんので
給料は上がりません
ドMの仕事(笑)
一枚いくらの世界。
在宅の内職作業と同じ。
確かにアトムの出だしはそうだけど、大人気作品になりきちんと価格交渉して、予算を当初の数倍にしてるんだよね
あとロイヤリティが入って来るんで、アトムだけなら黒字化してる
実際はそれでも金食い虫アンド参入他社がダンピングしまくったんで、そっちに引きずられたんだけど
オタコム管理人はけもフレ2一挙放送が1評価増えたのは工作員の仕業だって議論してるたつきファンのまとめをしろ