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2014年06月25日 10:07 コメントを見る

『ホワイトカラー・エグゼンプション』の怖さ、成果をあげても「質が悪い。給料半分な」と言われれば終わり

成果なんてなぁ・・・

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THE PAGE 6月24日(火)12時0分配信

先日、こんなニュースが流れました。
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厚生労働省は(※5月)23日、高収入の専門職に限り、働く時間を自己裁量とする代わりに残業代の支払いなどの労働時間規制を適用しない「ホワイトカラー・エグゼンプション」を導入する方向で検討に入った。(産経新聞Web)
~~~~
残業代を支払わなくてもいいようにする

───「ホワイトカラー・エグゼンプション?? なんか超難しそう……」
直訳すると、「ホワイトカラーを除外する」ということです。
ストレートにいうと、「特定のホワイトカラー人材には、残業代を支払わなくてもいいようにする」という意味なんです。

ふつうは、労働者が残業をしたら残業代を支払わなければいけません。それがルールですね。
でも、特定の職種についている人は、そのルールから除外しますよ、ということです。

───「え? それだけ??」
はい、それだけです。
現時点では、金融機関のディーラーなど、労働時間を自分の裁量で決めやすい職種だけが対象となる見通しです。
この制度は以前からも導入が検討され、その都度批判の対象になっていました。そして、このニュース発表後、また物議を醸しています。

───「だって、残業代もらえなくなるんでしょ? そりゃみんな怒るよね。何のためにこんな制度導入するの?」
田村憲久厚労相は記者会見で、「成果をはかり、効率的に働くことが、ワーク・ライフ・バランスの改善につながる」、という主旨のコメントをしています。

つまり、労働時間ではなく、成果で給料を払うことが、労働者のメリットになる、ということです。
「効率よく仕事をして、早く終わったら、早く帰っていい」ということですね。

───「うーーん」
感じていることはわかります。たしかに、その側面はあるでしょうが、「労働条件の改悪」であることは否めないでしょう。
この制度を導入する背景に「残業代を抑える」という意図があるのは明白です。
ただ、残業代が払われないということだけ考えると「今と同じ」です。
今でも、まともに残業代を払っている企業は少数で、当たり前のように残業代なしの超長時間労働がまかり通っています。

───「うん、たしかに」
労働条件を悪くする可能性も
しかし今回の制度は、気をつけなければ新たに労働条件を悪くする可能性を孕んでいます。
『資本論』を書いたカール・マルクスが、150年も前に、既にその危険性を指摘していました。

───「新たな危険性? マルクス? 何それ?」
今回話題になっている「ホワイトカラー・エグゼンプション」は、要するに「労働時間ではなく、成果で評価しますよ」ということです。
この制度では、労働者は、与えられた業務が終わるまで仕事をしなければいけません。
そのため、労働者に長時間労働を強いる制度と批判されているのでしょう。

しかし、さらに怖いことがあります。それは、「成果が上がったかどうかは企業が恣意的に決めることができる(可能性として)」という点です。

マルクスは、その点を指摘していました。労働時間でなく、労働の成果で給料支払うということは、成果が出なければ給料を払わなくていいということになります。
単に「残業代を払わなくてよくなったから、たくさん働かせよう」では終わらず、労働者が生産した成果物も「質が悪い。基準未達。これでは50%の仕事をしたにすぎない。だから給料も50%しか払えない」などといって、給料自体を下げることができてしまうのです。
また、会社がノルマの基準を上げたら、今までと同じ仕事量をこなしていても「未達成」になってしまいます。

今後、人件費を抑制しようとする動きは、今後もどんどん強くなっていきます。
今は、一部の職種に限った議論をしていますが、今後すべての正社員に適用するように検討されるでしょう。
この流れは必然ですし、企業が生き残っていくために、そしてその企業が労働者に働く場を提供するためには、「労働時間」ではなく「成果」を基準にして給料を払うこともやむを得ないと、個人的には感じています。

しかし、マルクスが指摘した点は、常に念頭に置かなければいけません。
つまり、企業が恣意的に「成果物の質」「ノルマの量」を変えことができないようにしなければいけないのです。
そして、成果が出ないからといって給料を恣意的に引き下げる事態にならないように、しなければいけません。
そうでなければ、田村厚労相がいう「ワーク・ライフ・バランスの改善」も達成できません。

今回の制度検討に対し、「残業代がもらえない。長時間労働になってしまう。でも、どうせ今と一緒」と考えてはいけません。労働者が考えるべきことは、給料単価自体を引き下げられないにすることだと、マルクスの指摘から感じました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000011-wordleaf-bus_all


(この記事への反応)

成果を上げてもノルマがきつくなるだけでナンもいいことがない世の中には絶望した

どう考えてもサラリーマンにメリットがない

そりゃそうだ
成果なんてもんは上次第でどうにでもなっちまう

ばれたか

コメント

1.とある名無しのオタコム2014年6月25日 11:26
▽このコメントに返信

実力主義や成果主義ってこんなもんだろ
自分の待遇良くするのも能力のうち

2.とある名無しのオタコム2014年6月25日 11:49
▽このコメントに返信

これに文句ばかり垂れるやつは能なし集団だろ

3.とある名無しのオタコム2014年6月25日 13:08
▽このコメントに返信

ってかサラリーマンに適用される訳ないだろ
特定の「金融機関のディーラーなど、労働時間を自分の裁量で決めやすい職種」
って書いてあるじゃねーか

4.とある名無しのオタコム2014年6月25日 13:14
▽このコメントに返信

ほんと、能なしばっかやなぁ。

どうにかしようって言う考えはみじんもないわけだ

そりゃ衰退してくわ、こんな国。

5.とある名無しのオタコム2014年6月25日 15:30
▽このコメントに返信

成果売りの少女の出番だな

6.とある名無しのオタコム2014年6月25日 16:58
▽このコメントに返信

これが理由で、アメリカは日本以上のゴマスリ社会になってるらしいよな。

7.とある名無しのオタコム2014年6月25日 18:16
▽このコメントに返信

適用されるわけないのがいつの間にかなんてのはあるよ
今でも年収だったり枠設けるべきじゃないなんて議論でてるし
年俸制や裁量型営業なんか既に残業代は込みだしなぁ

8.名無し2014年6月25日 19:41
▽このコメントに返信

成果給を上が決められると思ってるやつ(笑)

9.とある名無しのオタコム2014年6月26日 01:07
▽このコメントに返信

そもそも成果制にしたら日本人は嫌悪感を持つ人が多数で結果として成果が下がるって検証でてなかったっけ

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